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査定

対戦コンテンツで時折使われているシステム
「査定」。
採用されてからそれなりの月日が経過しているので知名度はあると思いますがいまいちよくわからない、という人も少なくないでしょうか。
「重装査定高いって本当?」
「伝承英雄は査定がとれるって聞いたことがある」
みたいな感じで。
今回はそんな査定についてお話ししたいと思います。


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可愛い
説明の例としてまずはこのラクチェ(速↑守↓)を使って説明していきます。
基本的に見るべき点は
①ステータス
②スキル
③限界突破数
④基礎点
この4つです。


ステータスの高さを算出して計算します。
ここで参照される是非については

そのキャラの無凸での数値
個体値によって上下した補正
限界突破で1凸になった際、下がっていた部分を補うために上がった補正
同じく限界突破で1凸になった際、基準値のキャラに1ずつ合計3振り分けられる補正
×
限界突破1回毎に2増えた数値
スキル(武器含む)で増えた数値
絆や花、神装を使って増やした数値
です。
彼女の場合、無凸のステータスは
HP:41
攻撃:36
速さ:44(基準値40、得意なので速↑で+4)
守備:26(基準値30、苦手なので守↓で-4)
魔防:25
合計:172
であり、凸によって守備の-4が消えているので30扱いとなり実質総合値は176となります。

総合値の査定計算は
実質総合値÷5=α←ここで小数点は切り捨てて整数に
整数α÷2=査定
となります。
小数点を切り捨てるため、総合値5刻みで1段階査定が変わることになります。
総合値の高い重装が高査定キャラと評される由縁はここにあります。

彼女の場合だと、
176÷5=35.2←ここで0.2は切り捨て
35÷2=17.5
これで彼女のステータス査定は17.5であることが算出できました。

~死闘について~
指定の数値に実質総合値が届かない場合、指定の数値の査定扱いにするのが死闘です。

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伝承アクアは総合値が139(135族相当)、凸と個体値込みの実質総合値が142(140族相当)ですがAスキルの死闘により実質総合値170(170族相当)として査定計算されます。

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伝承アルムは総合値が162(160族相当)、凸と個体値込みの実質総合値が165(165族相当)ですが伝承効果の死闘により実質総合値175(175族相当)として査定計算されます。



現在装備中のスキルの習得SPを参照します。
この際、継承によって1.5倍になる分は参照しないので注意。
ラクチェの場合
武器:400(専用武器は一律400、汎用武器の錬成は350)
補助:400(二種応援は300、二種応援+や大応援+、伝承ルキナや伝承アクアの専用補助は400、伝承クロムの専用補助は500)
奥義:500(マップ奥義は300、天空、疾風迅雷、破天、ブルーフレイム、各種専用奥義は500)
A:300(○距離反撃、明鏡の反撃、各種太枠スキルや専用スキルが該当、オスティアの反撃は350)
B:240(汎用は最大で240、アルヴィスとアーダンを除く専用スキルは300)
C:240(各種太枠スキルや専用スキルは300だが基本的には不要)
S:240(同名スキルが存在する場合はそちらと同等、聖印オリジナルは基本的に低SPのものばかりなので非推奨)
合計2320です。

スキルの査定計算は
合計÷100=α←ここで小数点は切り捨てて整数に
整数α÷2=査定
となります。
小数点を切り捨てるため、合計SP100刻みで1段階査定が変わることになります。

彼女の場合だと、
2320÷100=23
23÷2=11.5
これで彼女のスキル査定は11.5であることが算出できました。

~変則的な構成~
基本的にはAC片方に300スキルをつけると査定がとれますが汎用武器を持っている/専用武器がないキャラの場合両方を300スキルにすることで同等の査定がとれます。
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350+400+500+300+240+300+240=2330
上と同じスキル査定になるのが確認できます。

専用のBスキルを持っているキャラや350SPのAスキルを持つ総選挙ヘクトルもC300装備の適性があります。
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400+400+500+300+300+300+240=2440
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400+400+500+350+240+300+240=2430

最近の伝承英雄には伝承効果の死闘や専用Bスキルも多いので凸を重ねると後述の仕様込みで大きなスコアアップに繋がります。



1回の限界突破につき+1点。
10凸すれば10点。
査定での最重要項目です。
無凸の比翼や重装より10凸の騎馬や飛行の方が査定は高くなります。



レアリティとレベルによって点数が発生しますが詳細が不明瞭なので
「☆5でレベル40だと74点」と覚えておいてください。

上記を合計すると
17.5+11.5+10+74=113
これでこのラクチェの査定が113点であることが検証できました。
実際に確認してみると…
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計算と違う数値が出ました。
コロシアムでは300点が別途で基準点として与えられ、末尾の奇数は偶数になるように切り捨てられるのでラクチェ1人でコロシアムに行くと412点として扱われることになります。
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ラクチェと同等の査定のキャラを3人並べた場合、
113×4+300=752となります。
闘技場や縛鎖のマッチングは
「自分の査定+12~-2」
の触れ幅で決まります。
つまりこのパーティの場合、750~764まで(理論上は)マッチングすることになります。f:id:SPAGONIA:20200307171736j:plain
ただし闘技場はボナキャラを採用していない場合半減してしまうので注意。
縛鎖はボナキャラの概念がないので通常通りのマッチングになります。

~伝承英雄について~
「シーズン中の伝承英雄と同じ祝福をつけた仲間(またはシーズン中の神階英雄)を一緒に編成すると祝福1個につき+2点」
という仕組みです。
※例(水・風シーズン想定とします)
水伝承+水祝福+他祝福+祝福無=2点
水伝承+風伝承+水祝福+風祝福=4点
水伝承+水祝福+水祝福+水祝福=6点
水伝承+水伝承+水祝福+水祝福=8点
このように1種類に統一しつつ伝承:祝福が2:2になるように編成すると最も加点が大きくなります。
ただ伝承で査定を稼ぐ際にも注意点があります。
①本人の査定は変わらない
パーティ単位での査定は増えますが伝承英雄本人は特別な補正はかからず、通常のキャラと同じ査定計算になります。
ダブル持ちやチキは高査定を出せる一方で騎馬のスリーズやエイリーク、死闘を装備していないリンやルキナは当人が上位と比べ総合値の面で祝福1~2人相当のディスアドバンテージを背負っているため結果的には祝福をつけてもさほど高くなかったりします。
②凸は必須
当然ですがしっかり限界突破をしている前提でブーストをかける目的での採用になります。
水シーズンに楽をしたいからと言って死闘を装備した無凸の伝承アクアを使用してもスコアは伸びません。

いかがでしたでしょうか。
これから各コンテンツを始める人や、あと一段階上に届かず困っている人の参考になりましたら幸いです。



ちなみにミョルニルの査定に関しては将位補正がどういう仕組みでかかってるのかが不明なのでわかりません 許して