A Hero Will Rise

悩む暇があったら走りたい

赤の獣

緑獣で味をしめたので他の色もやっていきたいと思います。
赤はもとより武器種関係なく殺意に満ち溢れており下手に青の受けキャラを投げても軽々突破してくるような集団です。
赤獣も攻撃特化であり3匹という数少ない集団でありながら(需要の差こそあれど)全く違う方向性の強さを持っています。

ティバーン(飛行)
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獣初実装にして1ヶ月ほど前からフェーちゃんねるで存在を示唆されていた男。

・長所
①3マス飛行
リュシオンでも話しましたがやはり機動力で圧倒的なアドバンテージを持つのが魅力です。
彼の場合は純粋な攻め専ユニットであり以下の長所を活かすのに一役買っています。
②高火力
基準値で攻撃38とそこそこ高め。
武器に攻+3がついておりデフォルトで攻撃の波も持っていて瞬撃もあるので無凸を化身してそのまま殴るだけで攻撃が69まで上がります。
同じ兵種でアタッカーのネサラに比べると火力指数はかなりの差になってきます。
そしてただ高いだけでなく…
③追撃管理
全快の相手に攻撃すると絶対追撃。
瞬撃で被追撃もカバー。
余計な被弾を減らしつつ重火力を確実に2発飛ばせるので大体の相手は1戦闘でお陀仏になります。
物理耐久も飛行ではさりげなく高めの部類に入るので撃ち合いに強いのも優秀。
魔防は紙ですが瞬撃を金剛から明鏡に変えると安定します。(攻め立てや救援との相性も○)
また忘れてはいけないのがティバーンの速さ。
31という数値は一見無駄に見えますが絶対追撃と追撃不可両方をこなす彼ともなれば話は別。
追撃面は守備隊形や守備に振ったミルラ等の鈍足追撃不可を突破でき、被追撃面では撃ち漏らしこそ少ないですが半端な速さの切り返しを潰すのに絶妙な数値なのです。
切り返しに頼らず速さで追撃を狙うキャラは往々にして脆く彼の火力を相手にするとそもそも二発耐えるのが厳しいのも強み。
Aに瞬撃以外をつけても強いのですがそれは亦部つのはなし。

・短所
①受け性能は貧弱
武器の絶対追撃も瞬撃の追撃不可も発動しないため遅い速さが露見します。
魔防の低さや弓の特効も合わさり受けに回るとあっという間に落とされます。
とはいえ機動力により強い立ち回りができるためカバーは容易ですが。
②絶対追撃が限定的
全快相手という条件自体は比較的緩いのですが武器効果で追撃を依存する以上満タンかワンパンできる相手にしか強く出ていけません。
撃ち漏らし自体は限られますが吐息等を併用できないのが欠点です。
瞬撃に関しては殴るだけで発動する都合上被追撃カバーは容易。
③小回りが悪い
エフラム等も抱える難点。
かなり広い範囲をワンパンしてしまうので迅雷のカウントを稼ぎにくいです。
幸い機動力を揃えられる躍りがいるので3回倒すことで迅雷できますがコンテンツ次第ではパーティやプレイングに制限がかかるので融通の利かなさが足を引っ張るケースも出て来ます。

実装からほぼ丸一年。
数多のインフレキャラを相手にし時に逆風にさらされながらも強力な味方を獲得しながら共に駆け抜けてきた激動の一年だったと思います。


フランネル(歩行)
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ラグズの翌月に殴り込んできたガルー。
攻めて攻めて攻めまくるティバーンとはまた異なる毛色の存在。
・長所
①トップタイの攻撃
基準値41で攻撃得意設定と力に関しては(タイで)全キャラトップ。
武器の威力の低さを加味してもなお高い攻撃を誇ります。
②勇者武器
獣版マスターソード
剣ラインハルトに比べ素の攻撃が高いこと、化身状態で倭刀効果がつくことから打点に関してはあちらを大きく上回ります。
機動力のディスアドバンテージは受けならさほど気になりませんしね。

・短所
バランスの悪さ
元々低い速さが武器でさらに下がるので相当な鈍足になります。
守備は高めですが魔防は紙なので魔法は返しで落としきれないとかなり厳しいです。

受けでも高火力で連撃できるので待ち伏せ地雷に最適です。
オルティナとは歩行サポート等で十分な差別化ができると思います。


レテ(騎馬)
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ガリアガチャで登場した獣牙族のラグズ。
・長所
①速い
基準値で38とまずまず速く武器でさらに+3され攻速孤軍が内蔵されているのでAスキルと合わせてかなりの速さを出すことができます。
攻速の数値だけならギガス武器の正月より高くなります。
②騎馬ユニット
騎馬の化身効果で疑似瞬撃がつきます。
ティバーンの瞬撃は絶対追撃とのセットで効果を発揮するものでしたが彼女は素の速さで追撃を狙うので高速+瞬撃で多くの相手から追撃のチャンスを奪えます。
化身状態で与えるダメージもティバーンより高くなります。
また化身状態でない場合でも元々騎馬の彼女は3マス動くことができるのも特徴です。
凪を持てるのも強み。

・短所
ティバーンの存在
他に細かい点もなくはないのですが最も明確なのはやはりこれなんですよね。
差別化自体はできても同じ射程距離で飛べて追撃不可対策もできる分あちらの方が汎用性としては上。
じゃあ他の味方との連携でどうにかしようと考えると今度はフリーズやロイ、エリウッド辺りの編成に制限のかからない人間の騎馬剣の方でも優秀なキャラが多くレテならではの強みを活かしにくいのが難点。
とはいえライバルが手強いだけでポテンシャル自体は獣らしく非常に高いです。
(そもそも平民ラグズの彼女が鷹王に匹敵する強さをもらっているということ自体がかなりの厚遇ですね)
まあ攻撃性能を落とさず色を変えてついでに打たれ弱さも補った結果があの鬼のように強い正月なんですがね